「メイン焼酎」 ◎宝山◎ 西 陽一郎氏の情熱焼酎シリーズ より 情熱焼酎シリーズについて、西 陽一郎氏のコメントを御紹介します。 鹿児島は焼酎王国です。いろんなお芋があります。 清酒は酒造好適米ってのがあるよな〜。これって心白大きくしていく 方向で品種改良していったんだよな。 心白ってでんぷんの層な訳だから、ここが、おおきいほど酒は多く出 来るよな〜。なるほど、だけど清酒のいいやって米削った上、粕歩合 もでかい。つまり、旨い酒を造ることは、できる酒の量ではないって ことだ。 焼酎は現在、でんぷん含有が多いもの、アルコールが多くできるもの =焼酎に向く的な考え方で、でんぷん用の芋として開発されたものを主 に原料に使用していますが、私は、飲み手と一緒に今から模索してい きたいと・・・・・。そうすることが、芋焼酎をもっと幅のある深い 酒に育てていくことだと思っております。(醸造酒的蒸留酒として。) 綾紫は、お菓子に使われてるし(色素が綺麗だからだろう。) 紅東は、青果用で主に石焼芋とかに使われていて、とにかく焼酎には、 向かないって言われているけど、これってでんぷん含有率、つまりア ルコールの出来る量が多いか少ないで云われているようです。 ですから、個性のはっきり違うお芋を選抜し、あえて醗酵も度数も一 緒で提案しようと思いました。造ってみるとこれが、また旨いんです。 私は、お芋達の個性を、可能性を、情熱焼酎シリーズで引き出し、 その個性を飲み手と楽しみたいと思っております。 以上の内容で西 陽一郎氏の情熱焼酎シリーズが始まりました。 西酒造歴史 創業は弘化二年、以来150余年、精魂込めた本格焼酎造りを受け継ぎ、歴史に培われた 技術と革新の上に「心を醸す本格焼酎」をブランドイメージとし、当蔵独自の焼酎造りに 努めています。 「富乃宝山」の由来は、古の昔、吟弾の祈祷により龍を天昇させ人々に富 をもたらせた。という言い伝えで名高い琵琶法師の宝山検校にちなんで命名されました。 <薩摩宝山 芋焼酎 25度> お湯割りでゆっくりと愉しみたい焼酎です。 ほのかな懐かしさの感じられる芋焼酎! 飲みあきのしなく、じっくり楽しめる一本です。 <富乃宝山 芋焼酎 > 日本酒に使われる「黄麹」を使い今までにない芋焼酎に。 雑誌「一個人」の12月号で本格焼酎、 人気銘柄ベスト10が発表がされ、 富乃宝山がNO.1に選ばれました。 更なる人気が出て品薄にならない事を祈ります。 麹米は20%精白した酒造好適米、五百万石を使い、 麹は清酒用の黄麹を使い、酵母は清酒の吟醸酵母を使っている。 芋焼酎のイメージが変わる個性派です。 オレンジやサクランボ、花のような インパクトのある香り。 甘味もあり、キレ味すっきりです。とにかく一度飲んでみてください。 おいしいですよ!ロックか水割りが おすすめですね。 柑橘系の甘く爽やかな香りを持ち生まれた、西酒造の西陽一郎氏が 初めて醸した芋焼酎。 それまでの芋焼酎業界に新風を巻き起こした逸品です。 華やかな香りが印象的で、甘味ものり、後口に程良くキレのある すっきりと軽快な焼酎に仕上がりました。 日本酒用の吟醸用酵母によるオレンジ、レモンなど柑橘 系を思わせる香り、透明感さえ感じる味わいに「芋焼酎 」が美酒であるということを感じます。当店もこの芋焼 酎との出会いは「衝撃」の一言でした。 <吉兆宝山 芋焼酎 > どっしりした芋焼酎本来の味わい。お湯割が絶品!! 雑誌「一個人」の12月号で本格焼酎、 人気銘柄ベスト10が発表がされ、 吉兆宝山が黒麹部門でNO.1に選ばれました。 更なる人気が出て品薄にならない事を祈ります。 有機栽培のさつま芋・コガネセンガンを使用し、 コクがありどっしりとした風格のある本格 焼酎の銘品です。 お湯割りで飲むと、蒸かしたいものような香り が立ちこみ。ロックでも力強い味わいを楽しめます。 たまらなくおいしいです。是非、お試しください。 かめ壷仕込みにより味わいはとてもまろやかで食事に 良く合います。鍋を囲み「吉兆宝山」を飲んだところ、 この酒が鍋によりさらに旨くなりあっという間に一本 空になってしまいました。 昔ながらの伝承的な芋焼酎に仕上がっています。 裏貼りにも「"和" こだわり、時間、感動、あえて 古風な造りで身も心も和む」と書かれています。 芋本来の深みある香りや旨味が味わえる1本。 是非、お燗・お湯割りにして呑んで頂きたい焼酎です。 <白天宝山 芋焼酎 > 2004年に出ました、白麹で醸された10000本限定の焼酎です。 手造り、甕仕込みで芋は契約栽培による黄金千 貫を使用。芋の甘さとふくよかな香りを感じさせる豊かな味わ いの逸品です。 <宝山 紅東 芋焼酎 34度> 「紅東」は関東を中心に東日本で広く栽培されており、 サツマイモの中で支持層が厚い品種です。よく焼き芋などに使われます。 皮が赤色で中身が黄色の紅東あ、上品で甘みのある ホクホク感あふれるサツマイモです。 スッキリとしたふかした芋の黄色い香り、甘みとホクホク 感の向こうにドライなキリリとした風味、やわらかく優しい 余韻が楽しめます。通常、やきいもとして美味しく食べられる「紅東」芋。 東日本で広く栽培されているこの芋を使用した焼酎です。 無濾過。無調整原酒。 焼酎造りに多く使われる「コガネセンガン」と 「関東85号」の交配種です。 これを焼酎にすると非常に美味しい! この焼き芋のホクホクした感じは焼酎にすると 甘味さえ感じる味わいのある、力強い味となる <宝山 綾紫 芋焼酎 34度> 綾紫と言う品種の芋で芋自体が紫色を帯びている芋を100%使用しています。 中身まで紫色をしています。 テンペンという繊維が、ブドウと似ているそうです 多くのポリフェノールを含んだ芋です。 お菓子の材料にも使われています。 赤ワインにも似たような甘みを感じる華やかな香り、軽やか でも芳醇で濃厚な風味が広がり後口にスパイシーな感じも ありドライなサッパリした飲み心地です。 年から富乃宝山の西酒造では”情熱焼酎”と銘打ち、 芋を選抜し芋の風味を生かした限定酒を出荷します。 それは無濾過無調整の蔵出し原酒で芋の素材をそのまま最良の形で引き出したもの。 その第一弾がこの”綾紫”。 まずこの焼酎の香りが凄いです。 封を開けるとブルゴーニュのよく貯蔵された 良質な赤ワインのような(酸を含んだ甘い香りが)強く鼻腔を刺激します。 それは明らかに通常の黄金千貫を使った芋焼酎とは違う香り。 口に含むとその味わいはさらに強調され濃厚である。 しかし雑味は感じられない。フルーツのような果物の香りがし、味は原酒だけに アルコールが高いせいかトロトロして甘味とキレの バランスが最高です。 芋焼酎界の鬼才「西陽一郎氏」新しい作品はやはりとても素晴らしい! <宝山 白豊 芋焼酎 34度> 「白豊」はデンプン用として生産されている芋です。 でんぷん化が高く鹿児島県内でうは一番の収穫高を 誇っています。 蒸し芋の甘い香りが非常に華やかに感じられ、口に 含むとしっかりとしたボディがありますが、余韻は軽やか でキレがありスッキリしていいます。 今年、「情熱焼酎」と題して、原料芋にこだわってリリースされた、 無調整、無濾過のアルコール34%の原酒です。 表面は白く他の品種と比べると少し硬い感じがします。 白豊(しろゆたか)いもは、でんぷん化が高く、 表面は白く他の品種に比べると少し硬い感じがします。 仕込んでみると、どっしりとした蒸し芋の 良い香りがします。まろやかさ、深みのある甘味は原酒ならではの 味わいです。 <芋麹全量> 芋麹というのはとても繊細で、使うとなると 大変難しい技術が必要なのです。 けれど、杜氏のあくなき追求により実現させることが できました。あまりの美味しさに脱帽です。 <一粒の麦 麦焼酎 25度> ローストされた麦の香り、すっきりとした味わいでも、 柔らかい旨みが広がります。 |